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2013年9月11日水曜日

通信網と電力網

孫正義は通信網に加えて、電力網もやりたいようだ。

仕掛けは似ています・・・



孫はいう。「原発の代替手段はいくつもある。廃炉の道筋も決まってないのに、再稼働をどんどん進めるのは反対だ」

 創業から約30年で、ソフトバンクを売上高3・4兆円(12年度)のグループに育てた。米携帯電話3位スプリント・ネクステルも買収した。米経済誌フォーブスの13年版の「日本の富豪50人」によれば、個人資産は91億ドル(約9100億円)。日本人3位だ。

 その孫がなぜ、原発反対をいい続けるのか。

 「3・11」で孫が受けた衝撃と、その後の再生可能エネルギーへの取り組みを追う。=敬称略

 (編集委員・小森敦司)

 ◆キーワード

 <アジアスーパーグリッド> グリッドは送電網の意味。アジア各国を送電線で結び、風力や太陽光など再生可能エネルギーで発電した電力を各国間でやりとりする構想。福島原発事故のあと、孫正義・ソフトバンク社長が提唱した。増田寛也・元総務相らも、オーストラリアの再生可能エネルギーまで含めた「アジア大洋州電力網」を唱えている。モンゴルなどの無尽蔵の風力を使うことで低コストで発電できるとされる一方、各国の政治的な信頼関係が築けないままでは難しいとの指摘もある。

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